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【ICP Session】ICP同士の想いが共鳴し、称えあい、高めあう場が誕生

昨年「社内報アワード」の一つの部門としてスタートした「インターナルコミュニケーション・プロデューサー(ICP)*部門」。2022年は、コンクールの「部門」としてではなく、ICPの、ICPによる、ICPのための「場」として実施します。その名は「ICP Session」。審査とは一線を画した新たなコンセプトで行う「ICP Session」とはどんな内容なのか、お知らせします。

*インターナルコミュニケーション・プロデューサー(ICP)とは、社内報をはじめとしたインターナルコミュニケーション施策を担当する人のこと。単に「社内報を作る人」ではなく、経営と密接な関係にある重要な業務を担っています

競い合いから、「認めあい・称えあい・高めあう」場へ

 昨年から大きく変わったことは、コンクールではなくなったことです。昨年のICP部門は、審査と視聴者投票で順位付けする“競い合い”の場でした。インターナルコミュニケーションが社内に定着している企業の取り組みは「さすが!」と注目を集め、またターゲット特性を踏まえたツールやコンテンツ設計や、最新のデジタルツールを駆使してエンゲージメントを高めるといった各入賞企業の取り組みは、どれも本当に素晴らしいものでした。

 この時、入賞したみなさんが感じた喜びを、もっと多くのご担当者に感じていただく場を作ることはできないだろうか。昨年のICP部門のあと、社内報アワード事務局は、そんなことを考え始めました。

 企業が抱える課題は100社100通り。その解決策も同様で、最新のデジタルツールを駆使することがベストな会社もあれば、全員朝礼を欠かさず開催することが最適解という会社もあるはず。

 大切なのは、取り組んだ施策が課題解決につながり、自社が強くなり、より価値を発揮すること。そして、その取り組みの成果が認められ、モチベーションがアップして自身の仕事に誇りを持つこと。
 さらには、応募各社の取り組みをナレッジ共有して、日本の企業のインターナルコミュニケーションの進化に役立てられたら、どんなに素晴らしいことでしょう。

 それらの実現に向け熱い議論を重ねた結果、生まれたのが「ICP Session」です。

 コンセプトは「日本のICPが、互いの頑張りを称えあい、高めあう」。新たな取り組みで自社の課題解決に挑戦したICPは、それを「ICP Session」への応募というカタチで発信し、その発信を受け取ったICPは、果敢な挑戦を称え、励まし、応援する。インターナルコミュニケーションに取り組み始めたばかりの方は、先端を走るICPに「目標」「称賛」を、インターナルコミュニケーションのトップランナー的立場の方は、後に続く人々に「応援」「励まし」を。企業規模や経歴は違っても、同じ業務に励む者同士が、互いの想いを共鳴(セッション)させ、高めあう――、そんな場を創っていきます。

審査はしない。選定は「いいね」指数で

 具体的な運用方法について、ご紹介しましょう。

 「ICP Session」は、昨年同様、インターナルコミュニケーションに関する「取り組み」が応募対象となります。競い合いではないので、いわゆる審査はありませんが、書類選考は行います。審査せずにどうやって書類選考をするかというと、同じ業務に就く人、つまり、現役のICPで選考委員*を組織し、応募書類を読み込み、共感・称賛・目標・応援したいと思った取り組みに「いいね」ポイントを贈ります。そこから「いいね指数」を算出し、指数が高かった5~10社ほどに、ICPの代表としてプレゼンテーションをしていただく、という仕組みです。 
*選考委員は、これまで「社内報アワード」で入賞された企業のICPやインターナルコミュニケーション業務に従事している方々です。

応募からイベントまでの流れ
「ICP Session」の応募費用は無料です。

 

 応募期間:4月18日(月)から5月20日(金)

〈1〉 専用の応募用紙で、インターナルコミュニケーションに関する取り組みを応募。
応募用紙をメールで事務局に送付してください。

※取り組みに関する成果物(社内報、動画など)のご提出は任意とさせていただきます。

 

 選考期間:6月~7月半ば 

〈2〉 6月から応募全社の応募書類を特設サイトに公開
※サイト公開用に、応募時とは別に編集した応募書類をご用意いただいてもかまいません。
※サイト公開時は、応募内容を統一フォーマットにて掲載します。

※特設サイトは閲覧申込者限定公開です。

〈3〉 並行して、選考項目に沿って、選考委員が書類選考
1つの応募につき5人の選定委員が、共感・称賛・目標・応援の意味を込めた
『いいね』を贈ります。

 

 結果連絡:7月末 

〈4〉〈3〉から「いいね」指数を算出し、その結果をフィードバック
すべての応募に対して、「いいね」数と指数集計レポートをフィードバックします。

〈5〉「いいね」指数が高かった数社にプレゼンテーション動画の制作を依頼

 

 動画公開:9月初旬 

〈6〉「社内報アワード2022」オンラインイベント特設サイトに動画を公開
※視聴者投票はありません。

 

 イベント:10月上旬 

〈7〉「社内報アワード2022」オンラインイベントで、ショートプレゼンをライブ配信
同じ業務に励む視聴者より、★や❤の“いいね”でエールを贈っていただきます(予定)
その総数を発表し称えます。 ※表彰状の贈呈やグランプリの称号などはありません。
また、イベントでは、全応募者のお名前と取り組み内容も紹介する予定です。

 

 ナレッジ共有:イベント終了以降 

〈8〉 イベント視聴者が興味を持った企業の取り組みを見られるように、〈2〉の特設サイトは数カ月間開放し、ナレッジ共有を図ります。

〈9〉応募者限定の高流会などを開催。

応募企業限定の交流会や情報交換会にご参加いただくことができます。

 

詳細は「ICP Session」応募要項をご覧ください

>>>2023年「ICP Session」のご案内はこちらから

貴方らしい言葉で取り組み内容を紹介してください!

 応募用紙は専用応募紙(1種類)で、応募者のプロフィールや、取り組みについて記入していただきます。インターナルコミュニケーションは経営と結びついている面があるため、応募用紙にある質問は、少し難しいかもしれません。「どんなことを書けばいいのか……」と戸惑うかもしれませんが、企画コンクールの応募用紙にあるようなヒントは、あえて記載していません。そのヒントに沿って記入することで、貴社らしさ・貴方らしさが消されてしまうことを避けるためです。ぜひ、どんな取り組みをしたのかを、自由に表現してください。

 それでも何かしらの糸口が欲しいという場合は、選考委員が使う「選考項目リスト」をご覧ください。ただ、あくまで、選考委員が「どんなポイントで『いいね』を贈ろうか」と考える際のヒントであり、そこに書かれたこと以外に「すごい!!」と感じたら『いいね』を贈ることもありますので、その点はご理解くださいませ。

応募企業限定の情報交換会でスキルアップ、そして――

 応募からイベントまでの流れについては前述したとおりですが、それだけでは「互いの想いが共鳴(セッション)する場」としては物足りないですよね。実は「ICP Session」の特徴は、イベント後も「話づくり」が続くことにあるのです。

 事務局は、応募企業限定の交流会や情報交換会を開催し、企業の垣根を超えてインターナルコミュニケーションについて考える場を設けます。そこに参加してさまざまな企業のICPと交流し、学びあい、励ましあい、応援しあいながら、ぜひ、個々人のスキルアップを図ってください。そのスキルは企業の発展に貢献し、やがて日本企業全体のICのレベルアップへ――。そんな将来像を目指してしています。

 インターナルコミュニケーションが経営戦略に欠かせないという認識は、ここ数年で確実に広がっています。ICPの仕事は、今後、企業の競争力を高めるために欠かせなくなるでしょう。

 そんな重要な業務に熱意をもって励む貴方の頑張りを、社内外に知ってもらうために。
 ICPという仕事にもっと光を当て、発展させていくために。

 「ICP Session」に、ぜひご応募ください。あなたの渾身の取り組みを、日本中のICPが心待ちにしています。

2023年の「ICP Session」のご案内はこちら

 

[編集部PickUp]                       
■読み応え満点! 2021年の「ICP部門」入賞者による座談会 
「ICPが果たすべき役割とは」 全3回 公開座談会レポート   

vol.1「ICPって何する人?」

vol.2「ピンチを乗り越え、前へ!」

vol.3「新たな目標へ向かう!」


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