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社内報の企画がワンランクアップする5つの「コツ」

社内報の企画立案のコツ5つ!

社内報編集業務の中でも、最も大変なのは企画立案ではないでしょうか。どのようなテーマにするか、集めた素材をどう具体的な企画に落とし込んでいくか、どう誌面に展開するか……悩みは尽きませんが、今回はまず企画立案の方法を考えてみましょう。

企画立案は生みの苦しみ

 企画立案の苦労は無から有を生み出す苦労、まさに「生みの苦しみ」。社内報歴十数年のベテラン担当者でも「夢にまで出てくる」といいます。でも、悩みが深いほど、形にできたときの「生みの喜び」も大きいもの。考え疲れた果てに、ふと何気なく浮かんだアイデアが膨らんで、みるみる良い企画に化けた!という喜びは、社内報ご担当者なら誰しも経験しているのでは?

コツ1:タイミングと季節感→年間計画のススメ

 では、具体的な企画立案の方法を考えてみましょう。まずは、年間計画を立てることをお勧めします。1月や4月など、会社の節目に当たる時期に、向こう1年の社内報企画をある程度決めておくのです(→「年間企画を考えよう!」お役立ち資料もぜひご参照ください)。

 重視したいのはタイミング。例えば1月発行号なら経営トップの年頭所感が巻頭を飾るでしょう。4月は新入社員紹介、6月は決算発表…など、その時期の掲載必須テーマがあるもの。また社内行事などで、開催時期が決まっているものは、それに関する記事の予定掲載号・ページ数を先に確保してしまいましょう。

 連載ものは、通年企画になるものを考えると良いでしょう。毎号同じ場所に同じデザインの同じ企画があると、読者に「おなじみ」の安心感を与えるだけでなく、編集作業も省力化できます。

 季節感も考えるポイントになります。例えば「夏休みに家族で行きたい場所」というキャッチーなテーマを考えた場合、あらかじめ計画しやすい春頃に発行できれば、読者の参考になります。

コツ2:「落としどころ」を常に念頭に

 企画のコツ2つ目は「企画はゴールから逆算して立てよう」です。
 ゴールからの逆算とは、その記事を読んだ人に「どんな気持ちになってもらうか」「読後にどんな行動を取ってほしいか」を最初に考えることです。
 このように、企画の「落としどころ」を明らかにし、柱を立てていきます。

 社内報担当者が陥りやすいのは、「伝えるべきことはこれとこれとこれで…」という作り手目線だけで企画を立ててしまうこと。これを、お店とお客さんで例えるなら、「店主が売らねばならない商品だけを並べたお店」になっているということです。そういうお店(=社内報)に、お客さん(=読者)は買いたいもの(=読みたい記事)が見つかるでしょうか。

 編集業務に追われていると「発行日までに形にするだけで精いっぱい!」になりがちです。でも、「読んだ人の心をどう動かすか」という落としどころが明確に定まらないままスタートしては、迷走することになりかねません。

コツ3:問題意識をもって勉強する

 経営に関する企画の立案は、特に難しさを覚える方も多いことでしょう。
 自社が今置かれている状況は? トップは社員に何を伝えたいのか?  現場の社員はどんな問題を抱え、どんな情報を求めているのか?――そうしたニーズを把握した上で、トップの思いを繰り返し発信したり、現場で起きている事実や、経営環境に応じて行動する社員の様子を客観的に取り上げることが必要です。

 こうした積み重ねによって、経営の課題と解決策を提示することもできるのが、社内報というメディアの力です。そのために編集者は、いつも鋭敏な問題意識をもって経営課題にキャッチアップするよう、勉強し備えている必要があります。「コツ」と呼ぶのもはばかられる真っ向勝負のこの備えこそ、適切な企画を立案するための大事な源泉であり、企画に骨太な説得力を与えてくれるものでもあります。

コツ4:間口を広げる

 企画のテーマは経営だけでなく、1冊の中でのバランスに配慮すると、コミュニケーション企画も同じくらい大切です。親しみやすい読者参加企画とは、100人の社員がいれば100本のコンテンツにできるような、人を選ばず誰もが参加できるものでしょう。ハードル低く、楽な気持ちで寄稿を引き受けてもらえるのはどんな企画だろうかと、なるべく間口を広げる方向で考えてみるのもコツのうちです。

 このとき、市販誌が大いに参考になります。
 まず、あなたが今考えている企画の読者ターゲットがどの層か考えた上で、その層の心をつかむために日夜しのぎを削っているであろう市販誌の「切り口」「見せ方」を見てみるのです。参考にするプロセスの中で、雑誌編集者の「企画意図」を想像するよう意識することで、企画の引き出しを着々と増やしていけることでしょう。

コツ5:いつも脳に汗かくクセをつける

 アイデアマンと呼ばれるような人は、素晴らしいアイデアが次々湧き上がってくるように見えますが、実は、日常的にアイデアが出やすい思考を「クセ」にしているために、自然と引き出しが増えていくのだと思います。

 アイデアが出るも出ないも、持って生まれたセンスだから…などと諦めるのではなく、アイデアが出やすい思考の「クセ」を習慣づけてしまうことで、企画力の向上が望めるのです。実際のところ、いつも「企画づくり」を意識していると、社内を歩いても街を歩いても、目に入るもの耳に入るものが違ってきます。

 例えばテレビを見ていて、「この番組がもしウチに取材に来るとしたら、テーマはあの事業部のあの開発プロジェクトだなあ…語り部はマーケ担当のあの人に俯瞰してもらって…」と想像できたら、もう企画誕生かもしれませんよね。いつも楽しく、脳に良い汗かいてみましょう!

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