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社内報のトップ登場、読まずにいられない企画にするコツとは?

社内報のトップ登場、読まずにいられない企画にするコツとは?

10月になるとそろそろ始まるのが、来年1月に発行する社内報の企画立案です。そして、新年号の定番企画といえば、トップメッセージでしょう。エンゲージメントを高めるために、トップメッセージは大事な機会であることは確か。特に、コロナ禍に見舞われた2020年を踏まえた新たな年の経営姿勢を伝えることになる2021年の新年号は、できるだけ多くの従業員に理解してもらい、モチベーションアップにつなげたいものです。トップを軸に会社の一体感を醸成するために、思わず読みたくなるトップ登場企画を目指しましょう!

考えがダイレクトに伝わる読みやすい文章に

 トップとは、語りたいこと・従業員に伝えたいことが、泉のごとくこんこんと湧き出てくる立場です。そして、経営方針や理念など、トップだからこその発信内容の多くは、厳しく難しく、簡単には理解しづらい内容になりがちです。それらを余すことなく伝えようとすると、誌面は小さな文字で埋め尽くされることになり、読む気を損ないかねません。

 そんなことを避けるために、社内報担当者は、「文章は簡潔に、ボリュームはできるだけ控えめに」と心がけた上での原稿整理をお勧めします。冗長な言い回しはシンプルにし、同じような内容の繰り返しは割愛して、最重要なエッセンスだけに凝縮してみると、驚くほど文章がスッキリして、「伝えたいこと」が浮かび上がってくるものです。長文で読まれないよりは、重要な主旨が多くの読者に届くほうが、社内報としての意義も高まります。

 「それはわかっているけれど、トップの寄稿文やインタビューを削るなんて……」と尻込みしてしまうでしょうか?

 そのお気持ち、もちろん理解できますが、ときには勇気も必要です。そしてその実行のために、トップと社内報担当者の距離が近くなるような関係づくりを普段からしていることが不可欠です。この距離が近ければ、社内報で達成すべき目標が共有でき、そのゴールに向けて意見を伝えることができるようになります。

 トップの立場からしても、自分の言いたいことが、あまさず端的にまとまったコンパクトな原稿を見れば、納得し、あなたの原稿整理に感心することでしょう

イラストや図版を添えられないか考えるクセをつけよう

 文章を簡潔にし、読者の理解を助けるために、社内報担当者にできることはいろいろあります。

 例えば、トップが言葉で語った情報を写真で補ったり、同じレベルで列挙されたことを正しく抽出して箇条書き+αの図版に書き起こしたりすることは、大いに有効です。

 情報の整理ももちろんですが、話題に関連したイラストや社長の似顔絵を足すだけでもキャッチーなアクセントとなり、親しみを増します。

 たとえ難しい話題でも、社内報担当者側が情報をわかりやすく整理し、イラストや写真で「理解してもらおう」「楽しんでもらおう」と配慮していれば、その思いは誌面から必ず伝わり、読者も自然と、読んでみようという気持ちになるものです。

レイアウト例
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写真にもひと工夫を

 社長自身が気に入っているなどの理由で、いつもどの媒体でも使われている「広報用写真」を、社内報にも流用していたりしませんか。

 社内報の企画の意図は毎回違うはずなのに、どこかで見たおなじみの写真ばかりを使っていては、読者も鼻白んでしまいます。

 企画意図にマッチした写真を、毎回用意することが大切です。コロナ禍の今は直接取材をして撮影というのが難しいかもしれませんが、これまで撮影した画像の中から、できるだけ企画に合うものを探し出してみましょう。

 撮影するにしても過去の写真から選ぶにしても、正面アングルの硬いものばかりではなく、ときには横顔の写真や、ノーネクタイなどカジュアルな写真もいいのでは。企画意図によっては、そのほうがしっくりくるかもしれません。

 撮影できる場合は、内容に合わせたポーズをリクエストしてみたり、場所を変え背景を変えて、可能なら屋外の陽光の下でも撮影してみたりしてはどうでしょうか。社内での撮影と、驚くほど印象が変わることがあります。

トップ登場、写真の工夫
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 社内報におけるトップ登場の写真とは、誌面でぐっと広い面積を占めてもいい、いわば花形メインビジュアルです。ここで良いビジュアルを得ることに貪欲になっておくと、後から誌面の魅力にダイレクトに響いてきます。新鮮味のあるトップ登場企画を社内報に掲載するには、写真はとりわけ重視したいところです。

[事例]社長の迫力が伝わる写真を多用する鹿島建設の事例

社長の人となりが伝わる企画も立ててみよう

 さて、社内報に掲載する「トップ登場」は、かならずしも会社の方向性や経営の状態などを語っていただく「トップダウン」的な内容でなければならないわけではありません。ときには、社長の人となりが伝わる企画も立ててみましょう。

 少しでも社長を身近に感じる企画や、社長の「哲学」がそれとなく伝わるような企画で、社内報を通じて、トップの人間性の一端を知ってもらうのです。

 社長の魅力が伝わると、読者である従業員にも、組織の一員として頑張りたい気持ちが自然と芽生えます。社内報をきっかけにそんな「ファン」を増やすことができれば、会社の求心力を高めることにもつながります。

[事例]社長の魅力で会社の求心力を高める、ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社の事例


 いかがでしたでしょうか。社内報担当者の皆さんにとって、「次のトップ登場では心がけてみようかな?」と思う点が、少しでもあれば幸いです。

 トップ登場企画が読者から支持されると、トップは社内報の効果を認め、重要な「従業員向け発信チャネル」として、社内報を頻繁に活用するようになります。そして、トップが認める社内報は、従業員にとっても「読んでおかなければならない、最重要情報誌」となります。

 社長の心も従業員の心もグッとつかめるように、社内報のトップ登場企画の精度・錬度を高めていきましょう!

 

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