
ひょんなことから社内報担当になりICP(インターナル・コミュニケーション・プロデューサー)マスターを目指すことになったナビ子ちゃん。
社内ニュースをまとめるページを任され、原稿整理で記事の内容をさらにブラッシュアップしていきます(前回はコチラから)。
登場人物

ナビ子ちゃん
新任社内報担当者。
なかなか引き継ぎの時間が取れておらず、右も左も分からないため、ことあるごとにもやりんに泣きついている。
もやりん
歴代の孤独な社内報担当者のもやもやから生まれた社内報の妖精。
社内報担当者以外はもやりんの姿を見ることはできない。
時折辛口ではあるものの親身にナビ子ちゃんのお悩みと向き合っている。

あれ、もやりんいつもとちょっと様子が違うね? それになんだかずいぶん久しぶりに会う気が……。

久しぶりの登場だから春仕様にしてみたよ、まあまあ細かいことはいいじゃないの。

それよりもやりん! 原稿整理してたら見出しがついてない記事があって……。この記事は見出しがなくてもいいかな?

ダメダメ!
見出しは記事を読んでもらうためのフックだからちゃんと見出しをつけないとせっかくの記事がもったいないよ。

ええ? でも記事自体は載ってるんだから、読めば内容が分かるでしょ。

記事の見出しっていうのは、誌面をざっと眺めるだけでどんな内容なのか把握するためにあるの。気になるお店があっても何を扱っているか分からないと入りにくいよね。でも、看板がかかっていたりドアがちょっと開いていたりすると、どんなお店なのか分かって入りやすくなるでしょ? 見出しは記事をのぞき見させる窓の役割があるんだよ!

見出しにそんな大事な役割があるなんて知らなかった! この記事どうするか会社の人に相談してくるね。

ナビ子ちゃんが見出しをつけちゃえばいいよ!
今のナビ子ちゃんならきっととびきり良い見出しがつけられるよ。

そうかなあ、もやりんも手伝ってくれる?

もちろんだよ!
じゃあ実際に見出しをつけるとしたらナビ子ちゃんはどうする?

見出しが記事の窓ってことは、分かりやすく情報を確認できるといいんでしょ……。5W1Hを入れる!
そうそう! その調子!
5W1H、つまり「いつ(When)」「どこで(Where)」「誰が(Who)」「何を(What)」「なぜ(Why)」「どのように(How)」この5つの要素を整理すると分かりやすく伝えられるよね。さらに、読者が一つの見出しを認識するのにかかる時間は約2秒といわれていて、この一瞬で内容を伝える必要があるので、見出しの文字数は15 文字以内を目指すとすっきり分かりやすくなるよ。大手ニュースサイトで表示される見出しの文字数もこのくらいだね。

15文字? それじゃあ5W1H全部入らないよ!

そんな時こそ情報の取捨選択をしよう!
優先度の低い情報を外すことで、より伝えたい情報だけをストレートに届けることができるよ。例えば記事のメインターゲット(Who)が決まっているのなら「新入社員必見!」とか書くといいよね。告知記事なら開催時期(When)を入れて、逆に報告記事だといつ開催されたかは重要ではないから省略しても問題ないよ。

なるほどね! 一番伝えたい情報だけ残しておくんだね。

あとは見出しにリズムをつけるとより目に留まりやすくなるから、もう少し慣れてきたら取り入れてみてもいいかもね。

リズム?? そんなの難しすぎるよ~。

日本語だと5・7・5調になじみがあるから、それくらいだと取り入れやすいんじゃない?

5・7・5って俳句とかの? まあ確かにそれくらいならできるかも?

あとは、短い記事だと見出しは一つでいいけど、インタビューや特集などの長い記事では「小見出し」という小さい見出しを複数つけて、話題ごとに分かりやすくまとめてあげると親切だよ。

なるほどねー。なんだか見出しのことが分かってきたかも♪
ナビ子 Note
見出しは記事の窓! ……記事を詳しく読みたくなるように分かりやすい見出しを心がけよう。
15文字以内にまとめよう ……一つの見出しを読むのにかかる時間は約2秒。見出しは15文字以内にまとめ、記事で何を伝えたいのか情報の取捨選択を心がけよう。
リズムをつけよう ……5・7・5のリズムに合わせて言葉を区切るなど、見出しの中にリズムが生まれると目に留まりやすくなるよ。目指せICP界の松尾芭蕉!
「小見出し」を活用しよう ……特集やインタビューなどの長い記事では「小見出し」を活用し、話題ごとにまとめよう。
[編集部Pick Up]








