4月末の応募締め切りから約4カ月。「社内報アワード2022」入賞企画が決定しました。各部門入賞作品は? 入賞常連企業は今年も健在? それとも新風が!? 応募企業だけでなくインターナルコミュニケーションにかかわるご担当者すべてが気になるゴールド賞受賞企画を、いち早く発表します。
※応募企業様には審査講評を、8月25日昼頃までに到着するように「社内報アワード」事務局より発送済みです。万一、未着の場合は、事務局までご連絡をお願いいたします。
応募締め切りから審査結果発表までの工程
毎年、審査結果の返送は8月中旬から下旬となっており、応募締め切りから約4カ月のお時間を頂戴しています。この期間にどんなことが行われているのか、初公開。大きく分けると、このような流れになります。
①応募企画の整理
応募企画について、「申込書や応募用紙に不備がないか」「適切な部門に応募されているか」「(連載企画の場合)審査に必要な作品数がそろっているか」といった確認を行います。不明点があれば応募企業に連絡をします。
②担当審査員の決定および企画のお渡し
紙媒体やWeb/アプリ、動画など、審査員の専門性を踏まえながら、担当企画を決めていきます。1つの企画を3人の審査員が拝見しますが、この組み合わせが偏らないように、という配慮も怠りません。
担当が決まったら、該当企画を各審査員へと渡しますが、決して情報漏洩がないように、慎重に作業を行います。
③審 査
担当審査企画が届いたら、各審査員が、じっくり丁寧に審査を行います。ここに、約2カ月の時間をかけます。
④最終審査会
審査が終了したら、結果を集計し、最終審査会を開催します。ここでは、「採点が適切か」「3人の審査員間で採点差がある企画の検討」「グランプリ企画の最終確認」といった点で意見交換を行い、「審査員の目線合わせ」「さまざまな角度からの評価」を行った上で、最終的な審査決定をします。鋭い意見が飛び交い、熱い議論が繰り広げられます。
⑤フィードバックシートの作成・発送
審査結果が確定したら、全講評の校正を行った上で、企画ごとにフィードバックシートを作成し、発送します。
⑥結果発表
フィードバックシートが到着した頃合いを見て、ウィズワークス株式会社のコーポレートサイトで結果発表を行います。
審査はどのように行われている?
さて、上記の中の「③審査」について、もう少し詳しく説明しましょう。
審査員はそれぞれ経歴が異なり、専門分野も異なりますが、「社内報アワード」の審査を担うにあたり、共通の審査項目を理解し、審査員限定の勉強会でインターナルコミュニケーションの最新動向を学びながら、審査にあたっています。
審査の際は、1企画・媒体ずつ申込書・応募用紙を丁寧に読み込み、作品を閲覧し、審査講評を書いていきますが、この作業を3回繰り返した上で、最終的な審査講評を仕上げるということも。どうしても時間を要することになってしまうのですが、その分、審査の精度は上がり、最終審査会での意見交換は有意義なものになります。結果として、応募企業へのフィードバックの質が上がり、それにより応募各社の社内報の質が上がる――、そんな流れを生み出すために、審査期間は必要な時間を頂戴しています。
2022年度、ゴールド賞受賞企画を発表
では、各部門のゴールド賞受賞企業を発表しましょう!
※「株式会社」表記を除く社名を50音順に掲載。得点順ではありません。
紙社内報部門 特集・単発8ページ以上[14企画]
- 鹿島建設株式会社 『KAJIMA』
企画名:発展!みなとみらい21×鹿島進行するビッグプロジェクト
企画名:3.11 東日本大震災から10年[後編]
企画名:「2022年,鹿島と宇宙と」 - サントリーホールディングス株式会社 『まど』
企画名:サントリーを織りなす、水 - 株式会社ダスキン 『ファミリーマガジン』
企画名:ダスキンファミリーの「匠」たち - 大和ハウス工業株式会社 『なごみ』
企画名:大和ハウスグループみらい価値共創センター「コトクリエ」完成! - 日産車体株式会社 『Pole Pole』
企画名:もっと安全、もっとプレミアム!2021 NEW CARAVAN
企画名:「ありがとう シビリアン」 - ポラス株式会社 『まいんど』
企画名:特集 家をつくる人をつくる~ポラスの人づくり~ - 株式会社マクロミル 『ミルコミ』
企画名:特集「~プライム市場へ~ 今こそ知ろう!マクロミルの価値」 - 三井住友建設株式会社 『SMILE』
企画名:TUNNELトンネルがつなぐ情熱 - 株式会社メイテック 『SYORYU』
企画名:お客さま「満足」から「感動」へ - 株式会社リクルートホールディングス 『月刊かもめ』
企画名:従業員434名の本音から見えてきた 「助けて」と言えてる?
企画名:「すごい問題解決力は、定義・分解・取捨選択にあり エンジニア的脳に迫る!」
紙社内報部門 特集・単発7ページ以下[5企画]
- ダイワボウ情報システム株式会社 『みんなのDIS』
企画名:人生の半分をDISと駆け抜けた - 中部電力株式会社 中部電力3社 社内報『Human Energy COLORS!』
企画名:先端技術で中部電力グループをリードする先端技術応用研究所 - 日本ガイシ株式会社 『みずほ』
企画名:風通しの良い職場を目指して 製造技術統括部発! 若手提言活動 - 株式会社ノバレーゼ 『ノバビタ』
企画名:出会いが人生を変える!? 『私のターニングポイント』
企画名:教えて あなたのノバライフ
紙社内報部門 連載・常設企画[5企画]
- 中部電力株式会社 中部電力3社 社内報『Human Energy COLORS!』
企画名:表紙&巻頭特集 - テイ・エス テック株式会社 『voltage』
企画名:NEW MODEL - 豊田合成株式会社 『TG TIMES』
企画名:一致団結 ワンティージャーズ - 株式会社豊田自動織機 『CURRENT』
企画名:今月の表紙+製品大解剖 - 株式会社リクルートホールディングス 『月刊かもめ』
企画名:Z世代VERSION (じせだいばーじょん)
紙社内報部門 1冊子/20ページ以上[5媒体]
- イオンリテール株式会社 『ZENSHIN』 vol.17
- コープさっぽろ 『コープなび』2021年8月号 第1127号
- 株式会社マクロミル 『ミルコミ』Vol.166
- 株式会社Mizkan Partners 『WIZ(ウィッツ)』51号
- 株式会社リクルートホールディングス 『月刊かもめ』2021年6月号・618号
※【紙社内報部門 1冊子/19ページ以下】はゴールド賞該当企画がありませんでした。
Web/アプリ社内報部門 企画単体[12企画]
- キリンホールディングス株式会社 『KIRIN Now』
企画名:特集 なぜ今「働きがい」なのか
企画名:寺子屋CSV
企画名:写心館 - 株式会社スクウェア・エニックス 『Hub』
企画名:AI技術の社内共有「社内テックトーク」 - セイコーエプソン株式会社 『HARMONY』
企画名:【特別対談】塚越英弘社長×小川恭範社長/CS・品質月間に寄せて
企画名:百貨店の呉服(着物)売り場で何が起きたのか?<前編><後編>
企画名:「ただ捨てられる服」のない世界を目指して【捺染で世界を変える 前編】
未来を担う若いデザイナーの夢をカタチに【捺染で世界を変える 後編】 - パーソルホールディングス株式会社 『Touch!PERSOL』
企画名:絵本で描く「『はたらいて、笑おう。』が実現された世界」
企画名:パーソルかるた - マツダ株式会社 『GARAGE@MAZDA』
企画名:MAZDA CO-PILOT技術の解説 - 森六ホールディングス株式会社 『オンラインROPPOWS』
企画名:森六サステナビリティ元年 - ヤフー株式会社 『Yahoo! JAPAN社内広報』
企画名:25年間の呪縛を解き放て ―「Yahoo!」ブランド買い取りの舞台裏
Web/アプリ社内報部門 媒体全体[5媒体]
- 株式会社土屋鞄製造所 WEB社内報『革ノオト』
- 株式会社パソナグループ 『働楽人(どうらくじん)』
- 株式会社日立ソリューションズ 『CONNECT』
- 株式会社ファイブグループ 『ファイブグループ 公式note』~飲食業界×オープン社内報~
- 株式会社リクルート マリッジ&ファミリーDiv 『マリファミNOW』
動画社内報部門[9企画]
- アフラック生命保険株式会社
媒体名:アフラック(日本)紹介映像/動画社内報『Aflac Weekly News』
企画名:日米アフラックの相互理解を深め、協働を促す動画社内報企画 - AGC株式会社
企画名:2021年創立記念イベント「AGC Anniversary」 - 江崎グリコ株式会社
企画名:VisionMovie - キヤノン株式会社
媒体名:『キヤノンライフビデオニュース』
企画名:お客様相談センター ~舞台裏の素顔~
企画名:ボリュメトリックビデオスタジオ-川崎に潜入! - 株式会社スギヨ
企画名:カニカマ誕生50周年記念ムービー「カニカマ氏、語る。」 - デロイト トーマツ グループ(デロイト トーマツ コーポレート ソリューション)
企画名:Dot TV - 株式会社ファイブグループ
企画名:2022年コンセプトムービー『「会える」って「あたりまえ」じゃなかったから 今、ありがとう』 - ヤフー株式会社
媒体名:動画社内報『今週のYahoo! JAPAN』
企画名:CDOがデータの見方をわかりやすく解説!データなんでやねん
特別部門[2媒体]
- 株式会社大林組
『大林組創業130周年記念誌』 - 豊田合成株式会社
『TG TIMES 特別号
~カーボンニュートラルの実現に向けて~ 地球を救うTGの1/25,000の責任』
シルバー賞、ブロンズ賞の受賞全企画は、ウィズワークス株式会社のコーポレートサイトでご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ゴールド賞の中でもトップに輝いた「グランプリ」作品も気になりますよね。そちらは、10月12日(水)に1日限定で開催予定の「社内報アワード2022 ONLINE EVENT」で発表します。昨年、一昨年とはひと味もふた味も違うコンテンツで開催予定です。詳細は9月中頃に「社内報ナビ」でお知らせしますので、ご期待ください!
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