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最適な配色で、社内報企画の訴求力をUP

貴社の社内報、デザインは内製ですか? 外注ですか? いずれにしても、企画の実施目的を達成するために、誌面イメージはきちんと把握・理解することが必要です。そして、そのイメージに重要な役割を果たすのが、色。今回の社内報ナビは、デザインのカギを握る要素の1つである「配色」のお話です。企画のねらいやターゲットにマッチした色使いで、訴求力を上げていきましょう。

色が持つ意味を改めて考えてみよう

 色にはそれぞれ意味があるということは、皆さんすでにご存知のことでしょう。まずはその再確認です。

主な色が持つ意味

情熱、強さ、派手、積極的、愛情、大胆不敵、エネルギッシュ
興奮、怒り、危険、欲望、権力

 

知的、理性、信頼、信用、交流、誠実、冷静、清潔、爽やか悲しさ、寂しさ、落ち込み、冷たい

 

強さ、自信、洗練さ、高級感、品格
恐怖、威圧的、孤立

 

清潔、純粋、無垢、潔白、神聖、新しい、真実
虚無

 

希望、明るさ、幸福感、豊かさ、賑やかさ、楽観的、笑顔
警告、注意、騒がしい

 

安心、安らぎ、癒し、平和、生命力、新鮮、若い、バイタリティ、裕福、自然体
未熟

 

温かい、明るい、親しみ、陽気、健康的、活動的、活発、フレッシュ、若々しい
幼稚、安っぽい

 お気付きかと思いますが、どの色もポジティブとネガティブ、両方のイメージを持っています。その点を踏まえて、誌面でどの色をどれくらい使うのが効果的なのかを考えましょう。

    訴求ポイントに合う色はどれ?

     前述した色の意味を踏まえて、社内報の定番企画を一例に色を選んでみました。

    【TOPインタビュー】
    新社長就任紹介:エネルギッシュな赤、誠実の青、希望に満ちた黄
    新年訓示:信頼・信用の青、希望にあふれる黄

    【新入社員紹介】
    真面目な表情の写真とともに紹介:若々しく、バイタリティあふれる緑、エネルギッシュな赤&無垢なイメージの白
    アクティブな写真を多用:笑顔を想起させる黄、活発さが伝わる橙

    【福利厚生関連】
    病気になった時の情報:安心と生命力を感じさせる緑、温かみがあり健康的な橙
    介護のサポート情報:信頼・誠実なイメージの青、笑顔を想起させる黄

    どちらが「情熱ほとばしる」印象を受けるでしょう?(クリックで拡大)

     もちろんこれは1つのアイデアであり、実際にはコーポレートカラーや社内プロジェクトのロゴなどとのバランスを考えることも必要でしょう。また、後述しますが、色使いにはメインカラー、サブカラー(テーマカラーを調和させる色)、アクセントカラー(誌面にメリハリを出す差し色)という考え方があり、どの色をどう使うかによっても、誌面の印象は変わります。色の持つ意味とのバランスを考慮して、全体のカラー配分を決めるようにしてください。

    色の性質を理解し、適切な使い方を身につけよう

     色は、大きく有彩色(赤、青、緑、黄など)と無彩色(黒、白、グレー)に分かれます。さらに有彩色は、色相、明度、彩度という3つの性質を持っていて、例えば「緑」と言っても明度や彩度でイメージは変わるので、その点も考慮が必要です。ちなみに、無彩色には、「明度」しかありません。

    彩度や明度の高低により、寒色に感じたり暖色に感じたりとイメージが変化
    同じ色味でも彩度や明度の高低により、寒色に感じたり暖色に感じたりとイメージが変化します(クリックで拡大)

     さて、先程お伝えしたメインカラー、サブカラー、アクセントカラーについてのお話です。これらのボリュームは、メインカラー70%、サブカラー25%、アクセントカラー5%程度を目安にお考えください。アクセントカラーは5%程度と少なく感じますが、文字通りアクセントとなり、インパクトをもたらします。先程、企画の例の中で、TOPインタビュー/新社長就任紹介で「エネルギッシュな赤」と書きましたが、メインカラーを赤にするとギラギラしすぎて読みづらくなることが予想されます。そこで、アクセントカラーとして赤を使ってみると、適度な効果をもたらしそうです。

     また、デザインに不慣れな人が陥りやすいトラップが、色の多用です。これは「まとまりがない」「ゴチャゴチャしている」といった印象を与えがちなので、注意しましょう。基本の色数は「3~4」とお考えください。また、一つの企画に複数のカラーを組み合わせる以外に、同一色の濃度(トーン)を変化させて組み合わせる「ドミナント・トーン」などを用いることで色調の持つイメージを強く印象付け、まとまり感を演出することもできます。

    どちらが読みやすいでしょう?
    左は色を多用したもの。右は青系をベースに、グレー系をサブカラーに(この2色をドミナント・トーンに)、山吹色をアクセントカラーにしたもの。どちらが読みやすいでしょう?(クリックで拡大)

    企画書や資料作成時も役立つ!

     これらの情報を頭の片隅に置きながら、雑誌をめくってみると……いかがでしょう? 「そう言われてみると!」と気づくことはありませんか?
     配色の基本は、社内報だけでなく企画書や仕事の資料作成でも同様です。この機会にしっかり覚えて、あらゆるビジネスで生かしてください。


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