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大盛況となった第20回「社内報アワード」イベント! その舞台裏をレポート

第20回の記念に社内報アワード事務局メンバーで「20」の文字を
第20回目を迎えた「社内報アワード」。記念に事務局メンバーで「20」の文字をつくってみました

2021年10月5日(火)~8日(金)に開催した「社内報アワード2021 ONLINE EVENT 4 DAYS」は、たくさんのインターナルコミュニケーション部署、社内報ご担当者にご視聴いただきました。お忙しい中ご参加くださり、ありがとうございました。

第20回となった今年は、記念コーナーあり、インターナルコミュニケーション(ICP)部門の最終審査ありと、例年以上に盛り上がりました。今回の社内報ナビでは、白熱の4日間の舞台裏をお伝えします。

※運営スタッフ・ご来社の方々ともにマスク着用を徹底し、事例発表などでマスクを外す場面ではアクリル板を設置するなど、感染対策をしっかり行った上で本イベントを開催しました。

【~DAY1】「昨年を超える!」。各スタッフが気合を入れて本番へ

 イベントの準備は夏の初めからスタート。プログラムの構成や記念イベントの内容の詰め、事例発表の登壇交渉、配信の段取りなどを約3カ月にわたり進めてきました。昨年、初のオンライン開催で大成功を収めたとは言え、綿密なプランが必要なのは今年も変わらず。スタッフは「昨年を超えるイベントに!」という想いで打ち合わせを重ねてきました。

 イベント前日に、スタジオとなる弊社セミナールームに機材を搬入。スムーズに配信するためにテストを何度も繰り返し、念入りにチェックしていきます。うまくつながるはずの画面がつながらない。音がきれいに出ない。合成画面がうまくはまらない。そんなトラブルが起きても、百戦錬磨のスタッフがすぐに解決。翌日のイベントスタートへの手応えを感じさせてくれました。

セミナールームがイベント仕様に変身
セミナールームがイベント仕様に変身

 そして迎えた105日(火)。早朝に集合して最終確認を完了したら、全員そろって朝礼。イベント成功に向けて想いを一つに、本番へと臨みます。11:00から音声配信を開始し、11:30、いよいよライブ配信スタート! 初のオンライイベントとなった昨年と比べて、今年は余裕を持ってこの時を迎えることができましたが、それでも無事に始まるまでは緊張感いっぱい。オープニング動画がスムーズに流れると、ホッとした空気が広がりました。

 しかし、これはつつがなくスタートしただけのこと。気を抜くことなく、 ブロンズ賞の表彰式へ。今年は39社が受賞し、それぞれの作品を社内報ご担当者のお写真とともに、スライドショーで紹介しました。受賞した皆さま、おめでとうございます!

 午後は、コンクールに関する全体講評に続いて、ゴールド賞受賞企業による事例発表。1日目は株式会社スクウェア・エニックス様と株式会社東芝様にご登壇いただきました。

※事例発表は、2021年11月から2022年3月にかけて、「社内報ナビ」で順次レポートしてまいります。

    【DAY2 】“社内報あるある”で、視聴者と一緒に盛り上がる

     イベント2日目となる10月6日(水)は、午前中にシルバー賞38社の表彰式。受賞した企業の皆様の健闘をたたえました。

     続いて、第20回記念イベントの1つである「社内報川柳コンテスト」の入賞作発表と、社内報界では知らない人はいない(?)名物ご担当者がそれらの作品を見ながら語り合う座談会。50以上ご応募いただいた作品からそれぞれが気になる作品をピックアップしながら、「その苦労、わかる!」「社内報を作る楽しさが伝わってきますね」など感想をざっくばらんに語り合っていると……、視聴者から続々と共感のチャットが! 即興の川柳も投稿されて、笑いが絶えないひと時となりました。

    上段が金賞受賞作品。下段は座談会参加者が選んだ一句
    上段が金賞受賞作品。下段左は座談会に参加してくださったカルビー株式会社 広報部広報課の間瀬 理恵さん、右は株式会社ディアーズ・ブレイン 人事総務部 人事総務グループの佐々木 彩子さんが選んだ一句     

     楽しい座談会を経て、午後は関西電力株式会社様、東京海上日動火災保険株式会社様、グリー株式会社様による事例発表。どの発表も、さすがゴールド賞受賞企業! と思わせる有益情報が満載でした。

     この日の締めくくりは、「『社内報アプリ』がICを変革する」と題したセミナーでした。コロナ禍で一気に進んだ社内報のデジタル化。その中でも注目を集めるアプリについて、ウィズワークス株式会社の社内報アプリチームが解説しました。

    【DAY3】審査員の採点と視聴者投票で、初代ICP王者が決定!

     イベント3日目の10月7日(木)。この日は特に注目の1日となりました。

     まずは、「IC(インターナルコミュニケーション)キャラクターブランプリ」の表彰式です。第20回記念イベントとして社内広報限定のキャラクターを募集し、オンラインイベント開始前に特設サイトで人気投票を実施。その結果……、住友ゴム工業株式会社の「チャボ」が見事優勝! 受賞企業のICご担当者に電話をつなぐと、なんとチャボ本人が登場。「これからも、かいしゃのみんなのために、がんばるよー」とかわいらしい声でコメントしてくれました。

    「ICキャラクターグランプリ」で優勝した、住友ゴム工業のチャボ
    「ICキャラクターグランプリ」で優勝した、住友ゴム工業株式会社のチャボの紹介。これまでに8,000件もの相談を受けている、社内で人気のキャラクター(クリックで拡大)

     もちろんこの日も事例発表は実施。三井住友建設株式会社様、株式会社ダイエー様が、自社社内報の特徴や工夫点など、価値あるナレッジを発信してくださいました。

     そして、いよいよ、今年創設の「インターナルコミュニケション・プロデューサー(ICP)部門」の最終プレゼンテーション&結果発表です。この部門は、「経営環境の変化や社員のニーズに対応しながら、ICの推進の仕組みを改善・改革する活動に、1~3年にわたり取り組んでいる担当者(またはチーム)」を表彰するもの。厳しい書類選考を通過した11社が最終プレゼンテーションに臨みました。

    ICP部門 最終プレゼンテーションに臨んだ11社の方々
    インターナルコミュニケーション・プロデューサー(ICP)部門 最終プレゼンテーションに臨んだ11社の方々。どれも素晴らしいナレッジが満載でした。(クリックで拡大)

     注目点は、視聴者参加型の審査方法です。9月下旬から特設サイトに各社の最終プレゼンテーション動画をアップし、社内報アワード審査員と、視聴者の皆さまが「ナレッジとして有効か」という観点で審査して投票。プラス、この日のファイナル・プレゼンテーションで、投票しあぐねている視聴者やこの日初めて内容を知る視聴者に自社の取り組みをアピールしました。

     裏話を披露すると、最終審査に進んだ企業のご担当者のモチベーションの高さは、各社、相当なものでした。「絶対に1位を勝ち取りたい!」「全国の悩めるIC担当者に役立てていただきたい」と、ものすごい熱意で最終プレゼンテーションの準備を進めてくださいました。

     そんなプレゼンですから、最後の最後まで大接戦に。勝利の行方が読めない中、栄えある第1回「インターナルコミュニケション・プロデューサー(ICP)部門」の金賞に輝いたのは……株式会社リクルート マリッジ&ファミリー事業本部の桑原 史帆さんです! 銀賞は株式会社ファイブグループ コーポレートコミュニケーション部の式地 知美さん、銅賞はヤフー株式会社 コーポレートコミュニケーション本部 インターナルコミュニケーション室の高橋 正興さん。皆さま、おめでとうございます! 素晴らしいナレッジをありがとうございました。

    ICや社内報に携わる方にとって有益な情報が詰まった最終審査進出企業のプレゼンテーション動画は、アーカイブでご覧いただけます。視聴をご希望の方はこちらよりお申し込みください
    (2022年3月までの公開予定)。

    【DAY4】グランプリ受賞に感激! 感涙!

     10月8日(金)。いよいよ「社内報アワード2021 ONLINE EVENT 4DAYS」も最終日となりました。この日はゴールド賞49社の表彰式、そして各部門のグランプリの発表です。

     ゴールド、シルバー、ブロンズの各賞は、8月に応募企業にお伝えしていましたが、グランプリはこの日までシークレット。つまり、ゴールド賞を受賞した企業は、どこもグランプリの可能性があるということ!

     ライブでグランプリを発表し、即、そのご担当者に電話。つながった電話の向こうからコメントをくださったご担当者は、みなさん笑顔(想像ですが)普段のご苦労が報われた喜びがひしひしと感じられ、興奮とともに静かな感動に包まれたひとときでした。

     そして最終日の事例発表は、グランプリに輝いた2社が登場。「紙社内報部門 1冊子(20ページ以上)」グランプリの明治ホールディングス株式会社様、「紙社内報部門 特集・単発企画(8ページ以上)」グランプリのキリンホールディングス株式会社様、どちらも貴重なお話をありがとうございました!

     こうして、熱気いっぱいの中で幕を閉じた「社内報アワード2021 ONLINE EVENT 4DAYS」。昨年からの1年を振り返って感じることは、社内報をはじめとしたIC施策は、コロナ禍に負けないどころか、それを進化の契機にしているということです。来年の「社内報アワード」でどんな企画と出合えるのか。インターナルコミュニケーション・プロデューサーはどのような取り組みを始めるのか。来年もまた、「社内報アワード」を通じて日本中の社内報ご担当者、インターナルコミュニケション・プロデューサーと交流できることを楽しみにしています。

     


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