社内報ご担当者が常に抱えている悩み、それは企画のネタ探しではないでしょうか。「自社の従業員に興味を持ってもらう企画とは?」「他社ではどんな企画を立てているのだろう」と考え続けるご担当者も多いことでしょう。
そんな皆さまに社内報企画のヒントにしていただこうと、弊社が開催している「社内報アワード」に寄せられた数多くの企画事例を、ジャンルごとに厳選してご紹介します。貴社の社内報をより一層充実させるために、参考にしてください。今回のテーマは「コミュニケーション」です。
見たい! 知りたい! お父さんの職場
(リンテック株式会社/コミュニケーションマガジン『LINTEC』)
子どもが親の職場を訪問する連載企画を、年1回の夏休み特別企画として掲載。子どもたちの目を通して国内の生産拠点や研究所などを分かりやすく紹介している。現地到着から見学終了までを時系列で追い、合間にお父さんの同僚や上司を登場させて業務内容について説明。「お父さんがどんな仕事をしているのか」「どんな人と働いているのか」の両面を伝えながら、社員・会社・家族のコミュニケーションを図っている。
マンガでわかる!! SGE
多種多様な職種・役割・経歴を持つ人材が必要なゲーム開発の現場は、多彩な価値観の集まりでもある。それを「目標に向けてまとめ上げる」ために実施。同僚たちが大切にしているものは何か、自分が所属する組織はどのように機能すべきなのか等を考えるきっかけにしてもらうことを狙い、マンガというキャッチ―な方法で表現した。
[ITサービス]
CP(キャリアパートナー)の輪
Web社内報企画。派遣業を営む企業が、派遣労働者のキャリア形成支援制度の周知を狙って企画した。面談スキル研修を受講した社員(CP/キャリアパートナー)が制度の周知に貢献していることから、CPに「キャリアを積み上げてきたこれまでの経験や想い」を、失敗や苦難もありのままに語ってもらうことで、読者に自身のキャリア形成を考えてもらうようにした。当初の狙い以外に、記事に共感した読者とCPの間にコミュニケーションが生まれるという結果をもたらした。
[人材派遣]
大運動会特集
創業以来続いている全社運動会の模様を掲載。毎年、有志による「運動会準備隊」が編成され準備をするが、単なるお楽しみイベントではなく、企業精神の浸透と全社コミュニケーションを叶えるべく、細部まで行き届いた演出が凝らされている。誌面も創意工夫が満載。準備隊をスパイ映画の主役に見立て、ミッション遂行に全精力をかける様子を主軸に展開。
[不動産]
タロット&手相占い さやかの館
社員が普段接する機会の少ない役員や社長などを身近に感じる機会を、できるだけ楽しい雰囲気で創出したい、という思いから始まった連載企画。プロの占い師並みの腕前を持つ社員に協力を仰ぎ、経営層への占いを20回以上継続した。占い結果を知ったときの表情やリアクションが、普段社員に見せる顔とギャップがあることから、「親近感がわいた」という声が多数寄せられた。
[情報サービス]
仕事がもっとうまくいく
コミュニケーションスキルを高めよう!
社内のコミュニケーションを活性化して組織力を高めることを目的に企画。「ほうれんそうはなぜ大切?具体的に何をすればいい?」「仕事の教え方のコツは?」「部下・後輩への注意の仕方がわからない」など、職場のコミュニケーションに関する悩みをQ&A形式で紹介し、解決策を提示している。さらに、社内から推薦された「コミュニケーション力が高い人」4名が、自分のコミュニケーション術を公開。
[運輸]
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