
2026年4月17日、社内報ナビを運営するウィズワークス株式会社は、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社様(以下、H2Oリテイリング様)とともに、大阪・うめラボで、IC Meetupの第一回となるイベント「IC Meetup 〜うめラボで会いましょう〜」を開催しました。22社36人が参加し、トークセッションやワークショップを通じて、社内報やインターナルコミュニケーションの可能性をあらためて考える一日となりました。
第一回となる今回のテーマは、社内報やインターナルコミュニケーション(以下、IC)を、単なる情報発信ではなく「経営課題を解決する施策」として捉え直すこと。会場では、トークセッション「うめラボフライデー」、ランチ会、ICワークショップを行い、学びと交流が自然に行き交う時間となりました。
IC Meetupとは、担当者同士が学び合い、持ち帰るための場
IC Meetupは、ICに携わる担当者同士が集まり、学び合い、高め合いながらつながるための場です。事例を聞いて終わるのではなく、他社の実践や悩みに触れながら、自社のICを見つめ直し、明日からの実務に持ち帰れるヒントを得ることを目指しています。今回の第一回では、その出発点として、他社事例に学びながら自社の実務を見つめ直す時間をつくりました。

今回のイベントでも、社内報やICが経営にどう役立っているのかを言語化し、自分たちの仕事に自信を持てるようになること、さらに「同じ立場で切磋琢磨している仲間がいる」と感じられる場をつくることを目的に据えました。
会場となった「うめラボ」は、社内報ナビでも以前取材させていただいた、H2Oリテイリング様の共創施設です。また、今回ご登壇いただいたIC推進部のご担当者にも、以前の取材でご協力いただいていました。そうしたご縁の延長線上で今回のIC Meetupを開催できたことを、私たちウィズワークスとしてもうれしく受け止めています。
※参考記事
IC Meetup 始動!インターナルコミュニケーションに“次の一手”を
ICチームの挑戦!グループ共創の場は、地道な運営の積み重ねから/ エイチ・ツー・オー リテイリング(株)
今回私たちが目指したのは、「一歩先」に進める時間
今回のIC Meetupが目指したのは、悩みの共有や共感にとどまらず、参加者の皆さんが自社に戻ってからのIC業務を少し違う視点で捉えられるようになることでした。
当日は、悩みの共有にとどまらず、参加者同士の発言や交流が広がり、主催側が目指していた「一歩先」につながる場面が多く見られました。参加者が能動的に発言し、場づくりにも加わっていたことは、今回の特徴の一つでした。
うめラボフライデーで見えた、ICの仕事の奥行き
前半のトークセッション「うめラボフライデー特別企画」では、運営メンバーの高木・濱口が進行を務め、H2Oリテイリング様 IC推進部のお二人にご登壇いただきました。テーマは「インターナルコミュニケーションを仕事にする 〜大変だけど楽しんでいます〜」。当日は、「うめラボについて」「ICを仕事にする中で難しかったこと」「経営陣や周囲の社員との関係づくり」「今後の展望」という流れでお話を伺いました。

H2Oリテイリング様では、IC推進部が全社へのビジョン浸透やリアルコミュニケーションの推進を担っており、うめラボもまた、社内交流や学びの場として活用されています。
トークセッションで共有されたのは、社長メッセージや経営の言葉を単発で終わらせず、複数の媒体や接点を通じて継続的に届けていく実践でした。その取り組みからは、「社内報をつくること」にとどまらないICの広がりがうかがえました。
一方で、成果指標の置き方の難しさも率直に語られました。エンゲージメント調査の数値が上がっても、それをそのまま社内報の効果だと言い切るのは難しい。こうした悩みは、多くの参加者にとっても共通するテーマとなっていました。
自己紹介から課題共有へ。ランチ会で一気に深まった交流
うめラボフライデーの後に実施したランチ会では、参加者同士が自然に交流を深める様子が各所で見られました。自由に自己紹介をしながら、自社の課題や悩みについて語り合う場面も多く、初対面同士でも「社内報」「IC」という共通テーマをきっかけに会話が広がっていきました。
参加者はウィズワークスのお客様と、社内報ナビメルマガ登録者が半々ほど。今回は大阪開催ということもあって関西からの参加が多かった一方、東京や徳島などからも足を運んでいただき、広がりのある集まりになりました。こうした交流の空気が、その後のワークショップの熱量にもつながっていました。

ワークショップで深まった、「社内報は経営ツール」という視点
午後のICワークショップでは、「自社の経営課題をどう解決する? 〜社内報アワードの事例から考えよう!〜」をテーマに、実際の社内報事例をもとに議論を行いました。グランドルールとしてお伝えしたのは、「社内報=経営ツール。経営者が活用したくなる社内報を自分が作る、という意識で考えること」です。

まずは事例とワークシートを配布し、個人で読み込みながら記入。その後のグループワークでは、「どんな経営課題があるか」「自分ならどんな企画にするか」「社内報以外にどんなIC施策があるか」という3つの問いをもとに議論を深めていきました。主催側では、「経営課題」という言葉に難しさを感じる参加者もいるかもしれないと想定していましたが、実際には背景を的確に読み取り、活発に意見を交わす様子が見られました。
アンケートでも、「自分が思っていなかった回答をもらえた」「社外の方と話すことで、自分の思考の癖に気づくことができた」といったコメントがあり、多様な視点に触れる機会になっていたことがうかがえました。
参加者が考えていたのは、「読んだ先」に起こること
参加者ワークシートには、社内報を単なる情報伝達ではなく、社員の不安をほどき、次の行動を後押しする施策として捉える視点が多く見られました。たとえば、海外勤務やトレーニー制度をテーマにした議論では、「制度はあるが知られていない」「海外勤務は大変そうで不安」「経験者のリアルな声が届いていない」といった課題が挙がっていました。
そのうえで、経験者の本音や失敗談、1日の流れ、Q&A、座談会、写真などを通じて、「自分にも関係あるかも」「少し話を聞いてみたい」「応募してみようかな」と思える企画にしたいという工夫が多く出てきました。ワークシートにあった「まずは不安をとりのぞく」「自分にもできるかも、楽しそうと思ってもらう」「社内報を読んだ人が、経験者に聞いてみる」といった言葉には、社内報を“読むもの”で終わらせず、その先の会話や行動につなげたいという視点が表れていました。
また、社内報以外のIC施策としても、経験者による座談会、ランチ会、工場見学、動画、ポッドキャスト、社内SNS、メンター制度、家族を巻き込むイベントなど、多様な案が挙がっていました。媒体単体ではなく、人と人との接点まで含めてICを考える姿勢も共有されていました。
初回開催を通じて見えてきた、IC Meetupの可能性
今回のIC Meetupは、以前から取り組んできたICPセッションを下敷きにしながら、より「明日からのIC業務が変わる場」として企画したものです。単なる事例共有ではなく、他社の実践に触れ、自分の言葉で整理し、自社に持ち帰る。そうした場にできたことは、初回開催として大きな収穫でした。アンケートでは「自分の会場でも開催してほしい」「今度は自分が登壇したい」といった声もあり、次につながる意欲もうかがえました。
トークセッションでは、H2Oリテイリング様の取り組みを、単なる成功事例として紹介するのではなく、難しさや試行錯誤も含めて共有いただくことを重視しました。そうした構成によって、参加者が自社の業務に引き寄せて考えやすい場になっていたといえそうです。
社内報やICの仕事は、成果が見えにくく、悩みも尽きません。だからこそ、同じ立場の担当者同士が集まり、学び合い、言葉を持ち帰れる場には意味があります。IC Meetupは、そんな場をこれからもつくっていくための取り組みです。今後も、学び合い、高め合いながらつながれる機会を、参加者の皆さまとともに育てていければと思います。

今後もIC Meetupでは、IC担当者同士が学び合い、つながれる場づくりを続けていきます。ご関心のある方は、ぜひこちらのフォームからご案内登録ください。今後の開催情報などを、ウィズワークスよりご案内します。
・事業会社に所属するIC担当者の方が対象となります(IC担当者:イベントの運営や社内報など社内コミュニケーション施策を推進、担当している方、人事・広報・その他領域からICに関心のある方全般。制作会社様の参加はご遠慮いただいております)。
・参加費は原則無料ですが、会場貸出費、飲食代などの実費をいただく可能性がございます。参加費は都度ご案内いたします。
・複数開催いただくことで学びの深まる設計にしていますが、単発参加も可能です。イベントごとに参加フォームをご案内いたします。
・IC Meetupの内容は、弊社オウンドメディアなどで公開の可能性がございます。ご了承の上ご参加ください。参加者様による社内外発信も大歓迎ですが、他の参加企業の個人情報・機密情報のお取り扱いには十分ご配慮ください。
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