10月5日は「社内報の日」。ウィズワークスの前身である「ナナ・コーポレート・コミュニケーション」によって制定されました。
今回は、社内報総合研究所の所長を務める橋詰がスペシャルナビゲーターとして登場!社内報の日や社内報について、解説していきます!
社内報の日の由来って?

こんにちは、社内報総研の橋詰です。 10月5日は社内報の日。日付は「社内を統(10)合(5)する」という語呂合わせから決められました。「社内報アワード」の前身である「全国社内誌企画コンペティション」が10月の第一週に開かれていたことにも由来しています。 また、当時は「社内報」の認知度が低く、インターナルコミュニケーションの重要性は、まだ一部の企業でしか評価されていませんでした。だからこそ「広く一般的に知ってもらいたい」「社内報の重要性、役割を認識してほしい」「社内報制作に関わる人のモチベーションを高めたい」という思いも込めて制定されました。
社内報のあれこれ、ウィズワークスの社員に聞いてみました!
「社内報の日」を記念して、ウィズワークスのディレクターに「社内報のあれこれ」を聞いてみました!
Q: 社内報担当者のお客様の仕事ぶりで「かっこいい…!」と感じた瞬間は?

現場の思いを背負い、伝えようとする。
その熱意に刺激を受けています
社内報に思いを込めて制作するご担当者の方々には、仕事への姿勢を学ばせていただいています。最近印象的だったのが、とあるメーカーのご担当者様。新製品の紹介記事に向けた取材時、ウラ話や熱い思いに触れて現場担当者の使命感にますます感じ入ったそう。「全て載せられなくても、それらを踏まえて読者の皆さんに届けたい」と私たちにもお話くださったのですが、向き合う姿勢からもひしひしと伝わってきました。熱意を受け取り、それをまた伝えたいと試行錯誤される姿には、毎号頭が下がる思いですし、だからこそそれが読者にも伝わり、愛される社内報になっていくのだと思います。

社内報のご担当者様が、「自社のいろいろな部署や専門家に話を聞くうちに、誰よりも自社のことが好きになっていた」というのはよく聞く話。価値ある媒体づくりに最も必要な素養は、なんといっても「会社愛」ですね。
Q: 社内報担当者のお客様が抱えがちなお悩みって?

「情報の取捨選択」のお悩みが多いです
「情報を詰め込み過ぎてしまう」「削るのが難しい」——そんなお悩みをよくいただきます。伝えたい思いが強いほど、載せたい内容も増えるもの。でも情報が多すぎると、肝心なメッセージが埋もれて分かりづらくなってしまいます。そんなときは「一番伝えたいことは何ですか?」「読後にどう感じてほしいですか?」と投げかけ、一緒に情報を整理することもあります。今の会社全体に必要な情報は何か、この情報を届けるターゲットは誰か。情報の取捨選択は難しいですが、IC担当者の醍醐味だと思って、ぜひ楽しみながら編集をしていただきたいです。

何を一番に伝えるか、そのために何を削るかは悩ましい判断で、社内報のご担当者様同士なら絶対に分かり合える感覚ですよね。しかし、苦労のぶんだけ残したメッセージが輝くのも事実。意志ある編集を貫いてください。
Q: ウィズワークスの社内報制作の魅力は?

“相棒”として伴走するディレクターがいます
ディレクター一人ひとりが、お客様の状況や課題、やりたいことを深く理解したうえで、「読者にどう伝えるべきか?」「他にどんな考え方があるか?」など一緒に考え、より良いものをつくるために行動できます。単なる制作担当ではなく、第三者の視点を持ちつつ、身近な相談相手として伴走できることがウィズワークスの社内報制作の魅力です!

長いお付き合いのお取引先が多いのが弊社の誇り。組織課題を踏まえて、お客様先が発信すべきことは何か。そこにご担当者様の思いと客観的な視点を加味し、本質が伝わるように整理する。そんなディレクションを心掛けています。
社内報担当の皆様へ

目まぐるしく変化する、先読みが難しいこの時代。裏を返せば、インターナルコミュニケーションが最大限に価値・効果を発揮する、またとない好機なのかもしれません。「ICは難しく、大変な仕事」と捉えられがちですが、自由な発想で自らが楽しみ、周囲を巻き込み、高い成果を挙げておられる先輩ご担当者様もたくさんいます。「社内報ナビ」読者の皆様も、いろいろな事例に学びや気付きを得て、ICという仕事を楽しんでください。