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ナビ子と目指せ!ICPマスター Vol.4 ラフデザインを描いてみよう

 

ラフデザインをつくることで記事のイメージを掴みやすくなることを学んだナビ子ちゃん。

今日はしかめっ面でパソコンと向き合っています。(前回はコチラから)。

 

登場人物

ナビ子ちゃん

社内報担当歴一カ月。
元々の長く勤めていた社内報担当者が異動するため後任に選ばれたものの、社内報は他の業務との兼務なので、なかなか引き継ぎの時間が取れていない。

 

 

 

 

もやりん

歴代の孤独な社内報担当者のもやもやから生まれた社内報の妖精。

社内報担当者以外はもやりんの姿を見ることはできない。

ナビ子ちゃんの相談相手……?

 

 

 

 

パソコンとにらめっこしちゃってどうしちゃったの、ナビ子ちゃん。

 

 

 

何って、この前教えてくれたラフデザインをつくってるところだよ。もやりんがいろいろ教えてくれたおかげで今回は一人で出来そう!

 

 

むむ、もしかしてナビ子ちゃん、パワーポイントでラフデザインをつくってる?

 

 

 

よく分かったね。パワーポイントだとちょっと変えようかな? と思っても最初から描きなおさずに済むから便利だね……ってもやりんまた悪い顔!

 

 

ちっちっ。パワーポイントを使ってラフデザインをつくる方法もあるんだけど、まずは紙に描いてみることをお勧めしたいな。

 

 

 

ええ、でもパワーポイントのほうが楽だよ、サイズとかすぐ変更できるし……。

 

 

 

だからだよ。
ちょっと後半スペース足りなくなったなあ、と思ったらテキストボックスのサイズを変更して帳尻を合わせた気持ちになってるでしょ!
本文を入れる場所のサイズを小さくしたって文字量は減らないんだから結局はなんの調整にもならないんだよ。

 

そっかあ、画像とかも直接貼れて便利だと思ったのになあ。

 

 

 

大切なのは、実際の画像を配置することじゃなくて画像の優先順位。
この画像は大切だから大きく載せたい! とか、この画像は雰囲気さえ分かればいいから小さく載せるとか、情報の優先順位をつけることを意識すると良いラフが描けるよ。

 

でもパワーポイントだと記事で使う文章もそのまま載せられるから、分かりやすいんじゃない?

 

 

 

でも、誌面で実際に使う文字サイズや間隔を再現できるわけじゃないからパワーポイント上では入ったけど誌面では入りきらない! ってこともよくあるんだ。

 

 

ぎゅーって詰めたら何とかなったりしない?

 

 

 

ぎゅーっと詰めるとその分文字のサイズや間隔が小さくなっちゃって、読みにくくなるんだ。
文字サイズだと、A4は12ptくらいが読みやすいと言われているよ。

 

確かに小さい文字でびっしり書いてあっても目が疲れて読む気がなくなっちゃうかも。

 

 

 

ただ、文字サイズも間隔も大きいほど、読みやすくなるわけじゃなくて、大きくなるほど目線の動きが多くなってかえって読みにくくなったり、同じスペースでも載せられる情報が減ってしまうんだ。

 

 

もやりんが言いたいことはなんとなく分かったけど、でもそれは紙でラフを描いても大きすぎたり小さすぎたりしてパワーポイントと同じことが起きちゃうんじゃないの?

 

 

それを防ぐためには、実際の誌面と同じサイズの紙にラフを描くといいよ!
本文の文字量が分かっていたら、普段の記事では1行30字で掲載しているとすると、150字の本文がどれくらいのスペースがいるのか計算しやすくなるよね。
画像も実際の誌面だとどれくらいの大きさで載せるのか見比べることができるんだ。

 

なるほど、紙には紙の便利さがあるんだね。でも私、字が汚いから紙で描くのは恥ずかしいよ~。

 

 

 

そういう時は描いたラフデザインをスキャンして、それをパワーポイントで追記するといいよ!
ラフデザインに慣れていない間は手描きの方が良いってだけで、パワーポイントが完全にダメってわけではないんだ。
ナビ子ちゃんが使いやすいようにうまく使い分けてね。

 

今回ももやりんに助けられちゃったな。

 

 

 

でも、自分で描こうとしてたじゃん! これも一歩一歩成長してる証だよ!

 

 

ナビ子 Note

ラフデザイン……実際と同じサイズの紙に描くことで、文字量や画像のサイズを把握しやすくなる。慣れないうちは手描きで紙に描き、補足などはパワーポイントなどで追記しても良いので、まずは誌面のサイズ感を掴んでみよう。 

 

 


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