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ナビ子と目指せ!ICPマスター Vol.3 ラフデザインでイメージを掴もう

 

社内ニュースをまとめるページを任されたナビ子ちゃん。

もやりんの助けを得て、記事には見出し・リード・テキスト・画像・キャプションの5つの材料が必要だと学びました(前回はコチラから)。

 

登場人物

ナビ子ちゃん

社内報担当歴一カ月。
元々の長く勤めていた社内報担当者が異動するため後任に選ばれたものの、社内報は他の業務との兼務なので、なかなか引き継ぎの時間が取れていない。

 

 

 

 

もやりん

歴代の孤独な社内報担当者のもやもやから生まれた社内報の妖精。

社内報担当者以外はもやりんの姿を見ることはできない。

ナビ子ちゃんの相談相手……?

 

 

 

 

そういえばこの前相談してきたニュース記事はどうなったの?

 

 

 

どんなニュースを載せるかは決まったよ!
でもページをどんなデザインにするか考えろって言われちゃって……。

 

 

デザインっていっても毎号やってるページだから一緒なんじゃ?

 

 

 

そうなんだけど、記事を掲載する順番や画像をどれくらい使うか決めなきゃいけないんだって。

 

 

 

ナビ子ちゃんもついにこれを描くときがきたのか……。

 

 

 

 

そんな顔してどうしたのもやりん……!

 

 

 

 

ナビ子ちゃんのお悩みを解決する方法が一つある。
それは……ラフデザインよ!

 

 

 

デザイン?
私高校の時も書道選択だったし絵なんて描けないよ~!

 

 

まあまあ落ち着いて。
ちょっと前に台割の話をしたのは覚えてる?

 

 

えっと、どんな記事を何ページくらいどんな順番で載せるか決めることだっけ。

 

 

 

そうそう!
それをさらに、ページごとにどんな内容でどこに見出しや画像を付けて、どんな雰囲気のページにするのか詳しく落とし込んだのがラフデザインだよ。
ラフデザインがあることで、こんなページにしたい!っていう完成イメージが分かりやすくなるんだ。

 

ええ?
でもそういうのはデザインを組む人がやってくれるんじゃないの?

 

 

ラフデザインはデザインを組む時以外も使うんだ。
編集会議とかでページのイメージを伝えるのに便利だよ。
それに、どのニュースの重要度が高くてどの写真を目立たせたいかは担当者以外の人には分からないよ!
このページのオールはナビ子ちゃんに託されてるんだから他人に渡しちゃダメ!

 

もやりんごめんね、私が間違ってた……。

 

 

 

分かってくれたらいいんだよ……!
さてと。この前仮に作った記事をもう1回使うか……。

 

わわっ、また出てきた。
もやりん、もう私のページ作っちゃいなよ。

 

 

ナビ子ちゃんが任されたページでしょ、そんなこと言わないの。
これをラフデザインにするとこんな感じになるよ。

 

な、なにこのZの群れは……?

 

 

 

 

これはテキストをいれる場所の目印だよ。
これは目線の動きを表していて、横書きの場合はZ、縦書きの場合はNになるよ。

目線の動きを理解しよう

横書きは左から右に1行読んで、下の行に改行してくってこと?

 

 

 

その通り!
□は画像で●●はリード、波線は見出しだよ。

 

 

なるほど、記号に置き換えることで誌面に入る要素を分かりやすく表現してるんだね!

 

 

でもそれだけじゃいまいち伝わりにくいから、赤字で補足を書いていくよ!

 

 

 

確かに分かりやすいかも!
このくらいだったら絵が苦手な私でも描ける気がしてきた。

 

 

ラフデザインを描く時は誌面の実寸の紙に描くと、画像のサイズもどれくらいで入るか分かりやすくなるよ。
テキストの量が決まっていたら、実際に何行くらいになるか併せて書き込むと、デザインを組んだ時に文字量が多すぎて入りきらない!ってことも防げるよ。

 

テキストや画像だけだとどんなページになるのか想像できなかったけど、ラフデザインがあったら完成形がなんとなく見えてくるんだね。

 

 

ラフデザインは自分の理想図を他の人に伝えるための手段なんだ。
これがあることで、どの情報が大切でどこにメリハリをつければいいのか一目で分かるようになるよ。

 

じゃあもやりん、ラフデザインよろしくね!

 

 

こら~!

 

 

ナビ子 Note

ラフデザイン……ページのデザインイメージを伝えるためのもの。強調したい部分などを書き込もう。

 

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