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社内報、その名に秘めた想い~7社のストーリーを大公開!~

あなたの名前の由来は?

自己紹介したときに、そんなことを聞かれることもあるかもしれません。
親が子どもに名づけをするのは、家族にとって大切な時間。そして名づけられた子にとっては、名前に込められた想いを胸に生きていく、一生の宝物になりますよね。
社内報の名前も、そんな大切な時間を経て、長く社内で愛されていく存在になります。
媒体名を通して、会社の何を表現したいのか、社員にどんな想いを伝えたいのか… 

今回は、編集部がピックアップした企業の社内報の名前について、その由来や込められた想いを伺いました。
全7社のストーリーを一挙公開します!
※個人情報保護のため画像の一部にぼかし加工をしています。

 

株式会社アイシン 『act (アクト)』

Web社内報

社内報を通して部門や会社の壁を越えて従業員同士がつながり、新たな行動(action)のきっかけになってほしいという想いを込め「AISIN Communication Tool」の頭文字を取り命名。2社の経営統合時に創刊したため、当時は取材へ行くと「あぁ、〇〇(旧社内報名)ね」と言われることも。ポスター掲示やPR動画などデジタル・アナログ両面で地道に周知活動を行った結果、今では「act見てるよ!」「actに載せて!」とご指名で声をかけてもらえるようになりました!

 

 

 

 

 

 

株式会社ザイマックスグループ 『からくさ』

紙社内報

媒体名は、当社のロゴマークから引用したもの。「唐草」は、古代ギリシャの時代からシルクロードを渡って伝播した…という生命力のある植物。強い生命力を持つ唐草のごとく成長と発展を遂げたいと、創業時にロゴが制定されました。その後、2004年の社内報創刊時では、社員に親しまれた「からくさマーク」にあやかり、ネーミングは「からくさ」で即決!社員になじみ深い名称だったからこそ、その後の社内報浸透も良好でした!

 

 

 

 

 

 

サントリーホールディングス株式会社 『まど』

紙社内報

サントリーグループ社内報の歴史は、1934年発行の『寿屋社報』から始まります。『まど』の名前は、1955年に社内公募で決まりました。「窓を開けるように、社内の風通しを良くしていこう」という想いが込められています。このときに作られた『まど』のロゴは今も変わっていません。社内報以外でも、社内投稿サイトの「e-まど」(国内向け)、「Global MADO(海外向け)など、社内コミュニケーション媒体の名称として愛されています。
※サントリーの旧社名

 

 

 

 

 

ソウルドアウト株式会社 『TAKIBI(たきび)

Web社内報

TAKIBI』は、仲間の挑戦を可視化させ、焚き火のように火のまわりを暖かくするメディア=半径5メートルの人を鼓舞する存在になってほしいという想いでつけました。全社員から募り、全社会議で投票。約70案の中から「TAKIBI」が選ばれました。20234月にWeb社内報を開始し、リモート環境でも仕事の意義を再認識し、「仲間とパーパスを信じるチャレンジャー」が増えていく状態を目指しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社土屋鞄製造所 『革ノオト (かわのおと)』

Web社内報

『革ノオト』という名前には、二つの意味が込められています。一つは、土屋鞄に関わる人々の想いや出来事を記録する「みんなのノート」であること。もう一つは、工房に響くミシンやトンカチの音、スタッフとお客さまとの会話など、「みんなの音」を集めて、社内で共有していくことです。このネーミングには、土屋鞄の社風として大切にしている「遊び心」の思いを込め、この名前をかたちにしていきました。社員・アルバイトといった職域を問わず、『革ノオト』という名前に愛着を持ち、親しみを感じてくれていると感じています。

 

 

 

 

 

 

濱田重工株式会社 『はまゆう』

紙社内報

「濱田の友」という意味と、古歌などに使われる「浜木綿(はまゆう)」という草の名の2つをかけて2代目・濱田 満寿次社長が名づけました。1963年7月に発行する際、担当者が媒体名について社長に伺ったところ、「『はまゆう』はどうか」と提案され、この名前と由来を聞いた社員一同は、「融和と情操を培う社内報の名前として最上だ。なるほどこれは」と感心していました。「はまゆう=社内報」という認識と親しみを持つ社員が多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社バンダイナムコエクスペリエンス 『BANAMIGONLINE (ばなみーご おんらいん)』

Web社内報

当時の社名「ナムコ」とスペイン語で「仲間・友達」を意味する「amigo」をあわせた造語として、社内公募により『Namigo(ナミーゴ)』が採用されました。その後、事業再編により社名が「バンダイナムコアミューズメント」となったタイミングで、『BANAMIGO(バナミーゴ)』に変更。20213月にはWeb媒体となり「ONLINE」がつきました。堅苦しくないエンタメ企業らしいデザインで、従業員のコミュニケーションツールとして多くの仲間たちが登場しています。

 

 

7社の社内報の名前について、由来を教えていただきましたが、いかがでしたか?
社名や企業ロゴにちなんだり、創刊当時から長い間引き継がれていたり、会社の変遷に合わせて変わったり、それぞれが個性的で、会社と社員への愛情が詰まっていますよね!

みなさんの社内報の名前には、どんな想いが込められていますか?
もしかしたら、まだその想いに気づいていない社員もいるかもしれません。
もっと愛される社内報づくりに向けて、ぜひ社内でもその由来や名前に込めた想いを共有してみてくださいね!

掲載に向けてご協力くださった企業の皆さま、本当にありがとうございました。

 

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