前回『社内報白書2021』では、コロナ禍から1年半ほど経過した中でのIC現状と今後の方向性の変化を調査しました。そこからまた1年半。「アフターコロナ」への転換に伴い景気持ち直しの兆しに期待が高まる中、インターナルコミュニケーション(以下、IC)はどのような局面を迎えているのでしょうか。
それを知るべく、今年秋に『社内報白書2023』を発行する運びとなりました。そこで、まずは「社内報ナビ」に集うICP*であるあなたに、「知りたいこと」を伺いたく思います。
* ICP(インターナルコミュニケーション・プロデューサー)とは、社内報をはじめとしたインターナルコミュニケーション施策を担当する人のこと。単に「社内報を作る人」ではなく、経営と密接な関係にある重要な業務を担っています
『社内報白書』とは?
ウィズワークスでは、2003年より全国社内報実態調査を隔年実施し、分析レポート『社内報白書』を発行しています。2020年以降は「隔年」とあらかじめ決めず、社会情勢にマッチしたタイミングで発行する不定期発行に移行し、コロナ禍による緊急臨時号なども発行しました。
前号では、ICツールのマルチチャンネル化が進みつつも「印刷社内報」「イントラ・Web社内報」は不動の2強、中でもWebツールへの置き換えが進みそうで進まない「印刷社内報」の強さとその理由が見えたり、動画配信をICに活用したい流れがますます加速する状況がうかがえたりしました。
前号発行から現在までに、ICは経営といよいよ密接に結びつき、重要な経営戦略と認識されるようになってきました。そんな今、あなたが同じICPの皆さんに問いかけたいことは何でしょうか。
今だからICPの皆さんに聞きたい
コロナ禍前の全国社内報実態調査では、定点観測的な設問を重ね、長期的な推移や傾向を見守ってきた側面がありました。ただ近年は、【それだけでは、「今」知りたいことに答えられていないのでは…?】と感じ、今皆さんが知りたいであろう「旬」の設問をと心がけてきました。
今回、『社内報白書2023』を始動するに当たっては、この傾向の発展形として、ICPである皆さんお一人お一人から、「知りたいこと」を伺いたく、ご協力をお願いいたします。
お気軽に「これが知りたい!」をお伝えください
本記事末尾のボタンより、設問応募フォームに飛んでいただき、「今のICの、ICPの皆さんの、これが知りたい!」とお感じになることをお送りいただければ幸いです。必ずしもいただいた全ての設問を『社内報白書2023』に採用できるわけではありませんが、例えば「社内報ナビ」でしばしば掲載しているインタビュー記事で、現在活躍中のICPの方々にお答えいただくといった展開もあり得ます。
全国のICPの皆さんから知りたいことを伺い、それをまた全国のICPの皆さんにアンケート調査の形で直接問いかけることで、『社内報白書』が、「知りたい」→「答える」の輪をつなぎ、ICのさらなる活性化に寄与できればうれしく思います。ぜひお気軽に、「これが知りたい!」をお伝えください。
設問応募は締め切りました
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『社内報白書2021』から見えてきた、コロナ禍でのICの変化と未来