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社内報掲載写真選び、「拡大してチェック」は必須動作!

社内報掲載写真選び、「拡大してチェック」は必須動作!あなたは無事に社内報の撮影を終えました。そのあと、写真をチェックして、どの写真を誌面で使うかセレクトしていきますよね。そのとき、どんなふうにして写真をチェックしていますか?

おそらく、撮った写真データをパソコンのモニター上でチェックするのだと思います。どんな表情が良いか、どんなポーズが良いのか、左向き、右向き、どの写真をどこに入れようか……。いろいろ確認しながら良いカットを選んでいきますよね。そのチェックの際に、ぜひやってほしいことがあります。

拡大すると失敗が見つけやすい

それは、「拡大すること」。写真を拡大してチェックすると、カメラのモニターでは気がつかなかった細かな失敗などを発見することができます。

拡大すると失敗が見つけやすい

たとえば冒頭の写真もこのように拡大すれば、被写体の手がブレているかいないかが分かりますよね。インタビュー写真などで、被写体の手に動きがあるときなどは、写真を拡大してみて、手がブレていないかどうか確認するようにしましょう。

また、拡大することでよく分かるのはピントです。カメラのモニターではピントが合っているように見えた写真でも、拡大してみるとピントが甘かった! ということはよくあります。ピントやブレはどうしてそうなったのかを考えて撮るようにすると、撮影技術の向上にもつながりますよ。

拡大すれば背景もよく分かる

少しでも失敗の確率を減らしたいなら、カメラで撮った際にも、すぐにモニターで拡大してみるのがいいでしょう。隅々までチェックすると、背景に余計なものが写っていたことに気づくこともあります。

私が昔やった、分かりやすい失敗の話をします。

職場訪問の企画で、ある営業オフィスで皆さんの集合写真を撮影したときのこと。そのときは被写体の皆さんに意識が向かっていて、周りの背景まで気にしている余裕がありませんでした。後から写真をチェックしたら、後ろのロッカーに顧客訪問先を示した表が貼ってあり、それが写してはマズイものだったのです。

結局、その表は後から画像処理で消したのですが、明らかに余計な作業が発生してしまいました。その場できちんとモニターを確認していたら、気づいてすぐに剥がしてもらえたかもしれません。特に写真の四隅は見落としがちなので、しっかりチェックしましょう。

「拡大してチェック!」を習慣にしよう

プロのカメラマンの中には、撮影現場にノートパソコンを持ち込んで、カメラをつないで撮影する方もいます。それは、良い表情が撮れたか、というチェックはもちろん、ブレていないか、ピントは甘くないか、余計なものが写りこんでいないか、ということも合わせて、その場ですぐに大きなモニターでチェックできるからです。

社内報でオフィスや工場など現場を撮影するときなどは、「絶対に写さないで!」というものが必ずあると思いますから、背景にも気を使いたいものですね。そのためにも、拡大してチェックをすれば、それだけ気づきやすくなります。

「写真は拡大してチェック!」を、あなたも心がけてくださいね!

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