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良い社内報企画は、取材から生まれる

良い企画は取材から生まれるこんにちは。MGです。
「社員が社内報を読んでくれない」という声をよく聞きますが、ズバリ!「皆さんの社内報の企画はほとんどが寄稿ではありませんか?」。
社内報で良い企画を実現するには、できるだけ寄稿で済ませず、取材をすることが大事です。

ゴールド賞受賞企業では寄稿より取材の企画が優勢

 弊社主催の「第15回社内報企画コンペティション」(※毎年開催している全国規模の社内報企画コンクール。2016年より「社内報アワード」に名称変更)でゴールド賞を受賞した企業24社にアンケートを実施したところ、半数の企業が、特集や単発の社内報企画については8割以上を(寄稿ではなく)取材で構成していました。

 5割~7割は取材で構成と回答した企業も多く、読まれる企画にするには、より深掘りできる取材にすることが大事だということがわかります。

 寄稿で誌面を構成しようとする場合、依頼を上手に行わないと、企画の意図や社内報編集部の思いに沿った内容で書いていただけない可能性があります。

 社内報担当者の皆さんなら、おそらく一度や二度は経験されていることと思いますが、寄稿いただいた原稿を、筆者の方のお気持ちを損ねることのないように、それでいて企画の意図にも沿うように…とバランスに留意しながら細心の注意でリライト・原稿整理すると、たいへんな労力がかかり、神経をすり減らすことになりますよね。

取材には企画・誌面を良くするチャンスがいっぱい!

 その点、インタビュー取材を行って誌面を構成する場合は、取材の際にさまざまな苦労のタネを、あらかじめつぶしておくことができます。例えば、取材は寄稿と違って、そもそもの企画意図・企画テーマに合ったお話を、インタビュイーの方から存分に引き出すことができます。そこから誌面にまとめあげれば、断然企画は面白みを増します。

 そのうえ、取材で想定以上の面白い話題が引き出せたら、その話題に関連するデータや写真なども追加して、さらに読み応えのある深掘りした誌面にできるでしょう。

 取材を行うことで、社内報編集部内にはなかった新鮮な視点から、次号以降の企画のヒントをもらえることもあります。より良い企画を生み出すチャンスがごろごろしているのが、取材なのです。

 寄稿が多めになりがちの社内報編集部のみなさん。これから、無理のない範囲で、取材企画を増やしてみることも、ぜひ検討してみてください。企画が面白みを増す瞬間をたくさん体験すると、取材自体はもちろん、社内報制作全体が、どんどん楽しくなりますよ!

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